天沢聖司先輩

2019年01月12日

 昨日の金曜ロードショーは、『耳をすませば』でしたね。私は実は、バイオリン職人の道を歩み出した後に初めて観たのですが、自分がバイオリン製作を始めた頃の事を思い出しながら、懐かしく見ておりました^^自分で作っておきながら、1代目のバイオリンを作り上げた時、「すごい、魔法みたい!」と、雫ちゃんと同じような事を言ったのを、今でも覚えています。

 さて主人公の運命を変えた天沢誠司くんですが、本編で「イタリアのCremonaにある、バイオリン製作学校に入りたい」と語っています。実はこの学校、私も通っておりましたので、誠司くんは先輩になりますね笑 国立の、日本で言ったら高専に当たる学校ですので、もちろん高校のお勉強もある程度します…。なので、雫ちゃんは「中卒で人生決めるなんて!」って思ってるかもしれませんが、バイオリン製作だけでなく、ちゃんとイタリア語も数学も英語も物理も歴史も音楽史・音楽理論も、その他いろいろ、誠司くんは履修していくので安心してください(?!)。

 因みにこの、誠司くんの留学先であるCremona、小さい街ながらプロサッカーチームがありまして、現在セリエBに属するUnione Sportiva Cremoneseというチームがそれです。こちらのチーム、試合開始直前には、サポーター達がグレーと赤のタオマフを掲げて、カントリーロードを歌うんですね。セリエC時代は歌ってなかったと思うのですが…単なる偶然でしょうか。もしくは誠司くんがCurva Sud(クレモナサポ側ゴール裏)に持ち込んだのかもしれませんね^^

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